酸性洗剤とは

酸性洗剤と聞くと、なんだか怖い、体に有害なのではないかと思う方はたくさんいます。しかし、酸性洗剤は家庭で使われているものも沢山あり、非常に身近なものです。この文章では、酸性洗剤について解説していきます。
酸性洗剤は、ペーハー値が6未満の洗剤です。ペーハー値が0に近ければ近いほど、酸性としての性質が強くなります。そのため、汚れを落とす力が強くなりますが、そのぶん人体への影響も大きくなります。ですから、使用する目的と、どのように使うかに応じて、強い酸性洗剤か、弱い酸性洗剤か選ぶ必要があります。
弱酸性洗剤という、ペーハー値が4.5から6の洗剤は、肌に影響がほとんどありません。なぜなら肌のペーハー値も4.5から6だからです。弱酸性洗剤は肌に使うだけでなく、食器洗いや洗濯などにも使われます。素手で洗っても人体に影響がなく、また繊細な素材を傷めることがないためです。